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女性のキャリアがうまくいく 生理やPMSとの付き合い方  ~「我慢」ではない解決策を~

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女性は初潮を迎えてから閉経まで、生理(月経)と長い期間付き合っていきます。日本の平均では初潮が12歳、閉経は50歳で、回数としては450回~500回程生理(月経)が あることになります※1。

長い期間、頻繁に付き合う生理ですが、実は20~30代の7~8割が月経に関する何らかの不調を感じています※1。また働く女性へのアンケートから75%の女性が生理の影響で「仕事の効率低下」を感じているにも関わらず、生理休暇を利用している女性は1割未満であることも分かっており※2、月経に伴う不調を「我慢」で乗り換えている現状があります。女性特有の健康課題は仕事の生産性の低下を招き、キャリアアップへの意欲にも影響し、女性のキャリアだけでなく、企業にとっても大きな影響を与えています※3。

生理休暇という制度があったとしても使われないケースもあり、その理由には「男性上司に申請しにくい」「利用している人が少ないので申請しにくい」などがあげられ、職場の風土が課題となっています。

そこで今回は、当事者である女性だけでなく、一緒に働く男性やチームメンバーの力を発揮させることがミッションとなる管理職の方にも知っておいていただきたい女性の健康課題について、mimiレディースクリニック三越前 院長で、産婦人科専門医干場みなみ先生をお招きしてお話いただきます。

女性が抱える生理の悩みや、不調が起こってしまう理由や、受診をする症状の目安など医師の目線で、原因から解決策までをお話いただきます。

【こんな方におすすめ】
・女性特有の健康課題にお悩みのある方
・毎月の生理が辛く、仕事に支障が出ている方
・婦人科受診のタイミングに迷っている方
・管理職として女性の悩みを理解したいと思っている方
・チームの生産性を向上させたいと考えている管理職の方
・生理休暇を機能させたい企業人事の方
・女性管理職比率の増加を目指す企業人事の方

【アジェンダ】
・生理(月経)にともなう不調やPMSはなぜ起こるのか?
・受診の目安となる体からのサインと、働き盛りの女性に多く見られる婦人科系の病気
・自分でできるセルフケア
・女性特有の課題に取り組んでいる企業の例
・これからの女性のキャリアと、生理やPMS、クリニックとの付き合い方

【登壇者プロフィール】
《講師》

mimiレディースクリニック三越前 院長
産婦人科専門医 干場みなみ先生

女性のライフスタイルに寄り添う婦人科として、それぞれのライフステージにあったお悩みと向き合い治療に取り組む、東京都中央区に2023年12月に開院した「mimiレディースクリニック三越前」院長。
日本大学医学部を卒業。2年間の研修医終了後は、日本赤十字社医療センターへ入職。当時東京一の分娩数を誇る病院であり、妊娠・分娩を中心に経験をつみ、国立国際医療センター病院へ転職。腹腔鏡手術や婦人科がん手術等幅広いスキルを身につけたのち、不妊治療を専門とするリプロダクションクリニック東京へ。少子化を背景に、キャリアを持って働く女性が不妊に悩んでいる現状を目の当たりにする。働く女性が将来妊娠に対する不安や婦人科疾患に対して知るきっかけや相談できる拠点となれたらという思いから開業に至る。

※1 参考:“月経について”働く女性の心とからだの応援サイト
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/health/menstruation.html(参照2023-12-22)
※2参考:“働く女性と生理休暇について”厚生労働省 2023-09-28
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001150877.pdf (参照2023-12-22)
※3 参考:“「働く女性の健康推進」に関する実態調査”経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/H29kenkoujumyou-report-houkokusho-josei.pdf(参照2023-12-22)