1/28 【オンライン開催】2025年4月に迫る!「育児・介護休業法」改正 ! 突然の「介護離職」リスク回避のために企業が今すぐできること

2024.12.23

高齢者の増加に伴い、働きながら家族を介護するビジネスケアラーは年々増え続けています。
親の介護は、病気やケガによる入院や認知症の症状の進行などが原因で、突然始まる場合が多く、それは企業にとっても、従業員の突然の「介護離職」となり得ます。

介護等を理由に1年間に約7.3万人が離職しており、性・年代別にその割合をみると男性・女性ともに「55歳~59歳」で最も高くなっています※1。そして、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」も目前で、経済産業省は2025年にはビジネスケアラーは307万人となり300万人を超え、2030年には318万人となると予測しています※2。介護と仕事の両立はもはや特別な人がするものではなく、全ての人にとって「他人事」では無くなってきているのが現状です。

企業としては、4月からの「育児・介護休業法等」の改正の対応とともに、働き盛りの従業員が働き続けることができる制度や環境を整えていくことが急務であるといえます。

そこで今回は、介護職歴20年、ケアマネージャー歴9年という経歴をお持ちで、介護離職防⽌のためのケアプラン作成の専⾨家の立山先生に、「介護と仕事の両立」のその実態や、企業が取り組むべき対応についてお話いただきます。

セミナー後半では、令和4年度の「素敵にたかまつ女性活躍企業」に認定されている株式会社日本総険トラストテクノロジーズ代表の葛石氏と、令和6年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に選定されたQOOLキャリア代表の山中で、介護や子育てなどの家庭の事情と仕事の両立のために企業が進めていくべきことについて、講師の立山先生を交えてディスカッションします。

従業員が「介護」というフェーズに直面した時、「介護離職」という選択ではなく、介護と仕事の両立を実現できるよう、今企業が何をするべきなのか、今回のセミナーを通してお伝えします。

※1 出所:厚生労働省「雇用動向調査」/2022年
※2 出所:経済産業省「新しい健康社会の実現」

【セミナー内容】

・「親の介護を理由に社員が会社を辞める」リスク
・10年で2倍に!企業に⼤きな経済的損失を招く『介護離職』とは?
・親⼦共倒れは時間の問題!介護離職の『8050問題』
・ケアマネージャーが教える『仕事と家族の両⽴が可能な働き⽅』
・復帰や定着の役に⽴たない!?『介護休暇制度』の落とし⽳
・“会社主導” で、中核社員の介護離職を確実に防ぐ⽅法
・ディスカッション:従業員の家庭と仕事の両立のために企業ができること
・質疑応答

【こんな方におすすめ】

・介護と仕事の両立を推進したい
・人材不足に困っている
・介護離職のリスクを感じている
・ミドル層が活躍している企業の人事・労務のご担当者
・介護しながら働く従業員への支援のイメージがわかないマネジメント層
・健康経営の推進をしたい
・介護する側になる時が近づいている
・介護しながら働くご自身のイメージが持てない

【登壇者プロフィール】

《講師》

⽴⼭ 勲矢 先生
株式会社BanSow代表 
リテンション対策アドバイザー
介護離職防⽌のためのケアプラン作成の専⾨家。
経済⾯を含め総合的な介護ケアプランを⽴て、親の介護をする⼦が仕事を辞めずに《仕事と家族の両⽴》ができる仕組みづくりを⾏っている。担当していた家族が介護を理由に離職後「介護うつ」になった経験をきっかけに、介護離職防⽌の活動を開始。 ⾃⾝も親の介護を経験した。介護職歴20年、ケアマネージャー歴9年。2239人の介護経験を活かし、158名のケアプランを⽴ててきた。傾聴を強みとした現役のケアマネージャー。

《パネリスト》

葛石 晋三 氏
株式会社日本総険 専務取締役
株式会社日本総険トラストテクノロジーズ 代表取締役
日本のリスクマネジメントを牽引する専門家として、保険仲立人およびリスクコンサルタントとして活動。長年にわたり、企業が直面する複雑なリスクを分析し、具体的なソリューションを提案することで、多くのクライアントの事業安定化に寄与してきた。
セミナーでは、介護離職問題を「個人の問題」と捉えるのではなく、企業の存続や競争力に直結する経営リスクとして捉えることが重要であるとの理念を掲げ、従業員の介護離職リスクを軽減するための具体的な施策や、企業として取り組むべきリスクマネジメント戦略について、実践的な知見を提供する。
「人材は企業の最大の資産」という信念のもと、従業員が安心して働ける環境づくりを支援しながら、企業と社員の双方にとって持続可能な関係構築を目指している。

《ファシリテーター》

山中 泰子
株式会社QOOLキャリア 代表取締役社長
大学卒業後、ピラティスのインストラクターとして活動。結婚を機にキャリアチェンジ。大手IT系人材サービス企業にて人事を担当する中で、採用・育成・制度設計などを経験。また、ひとり親家庭の就業支援事業を自治体とともに立ち上げ、保育施設を併設した就業施設の開設 / 運営に携わる。その後、上場会社の人事担当執行役員やスタートアップ企業の人事責任者、IPOを経験し、2022年4月QOOLキャリアにジョイン。キャリアアドバイザーとして、仕事と育児の両立に悩む女性のキャリア支援も行う。プライベートでは1児の母。

 

<主催>

株式会社QOOLキャリア
代表者:代表取締役社長 山中 泰子
所在地:東京都港区北⻘山2-12-28 ⻘山ビル5F
設立:2020年12月
事業内容:キャリア支援事業
QOOLキャリアでは、キャリア支援事業の他にも、「人事領域コンサルティング」「ライフステージ特化型福利厚生サービス「TUMUGU×HogaLifeSupport(ツムグ×ホガライフサポート)」運営」の3つの事業を展開し、女性のキャリアに留まらず全ての人がワーク・ライフ・シナジーを追求できる社会の実現を目指し活動している。福利厚生サービスTUMUGUは、第17回キッズデザイン賞で、仕事と家庭の両立を支える福利厚生サービスとして奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)を受賞している。

TUMUGU:https://tumugu-service.jp/
お問い合わせ:https://career.qo-ol.jp/tumugu/

<共催>

株式会社日本総険トラストテクノロジーズ
代表者:代表取締役社長 葛石 晋三
所在地:香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー9階
設立:2013年10月15日
事業内容:リスクマネジメント事業

企業の経営リスクを総合的に支援する専門企業。顧客企業で発生した事故や事象、顕在化したリスクを最小に抑えるための各種リスクマネジメントサービスを展開。
近年では従業員が定着しない・できない環境は事業継続上の大きなリスクであると捉え、リテンションリスク(従業員が定着しないことによる経営リスク)対策に着目。介護離職などの環境の変化によるリスクや、働き方改革などに伴う従業員自身の意識の変化に目を向け、対策の必要性と具体的な対策方法を提唱。従業員の働きやすい環境づくりへの情報提供などを通じて、リスク管理を軸に企業の成長と発展を支援している。
自社でも様々な組織改革に向けた取り組みを進めており、香川県が行う企業表彰「素敵にたかまつ女性活躍企業」への認定や、えるぼし3つ星を取得。「関わる全ての人・企業が持続可能な社会」を目指し、多方面からの働き方改革を推進している。

ホームページ:https://nstt.co.jp/

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